単葉に対する語で、葉身が２枚以上からなる葉をいう。葉身(小葉)が葉軸の両側に２列に並ぶものを羽状複葉といい、小葉数によって奇数羽状複葉(バラ)と偶数羽状複葉（ハブソウ）に、また葉軸の分岐回数によって１回羽状複葉(バラ)、２回羽状複葉（ナンテン）などに分けられる。小葉が葉柄の先端から放射状に出るものを掌状複葉といい、小葉数によって３出掌状複葉（オダマキ）、５出掌状複葉（アケビ）、７出掌状複葉（ムベ）、９出掌状複葉（フカノキ）などがある。また３出掌状複葉には葉軸の分岐回数によって１回３出複葉（オダマキ）、２回３出複葉（イカリソウ）、３回３出複葉（ルイヨウボタン）などがある。
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