球根を植えると、球根の底部のみから根が発生するが、ユリの仲間は、球根から伸びる茎の途中からも根が出る。これを上根といい、球根の底部から出る根を下根と呼ぶ。
上根は、水分や養分を吸収する役目を持っている。下根は植物が倒れないように支える役目をしている。ユリを植え付ける場合は、上根を十分出させるために深めに植える必要がある。