特 徴 |
熱帯地方原産なので暑さに強く、夏から秋の花壇に適した植物です。 生育が旺盛で、草丈25〜30p程度のこんもりと整った草姿になります。栽培がやさしく、花弁が雨に強く、開花期間が長いので、コンテナ植え、庭植えともに適しています。 |
購入時の株の選び方 | 茎が伸び過ぎず堅く締まった生育をし、葉色がよく、花蕾数の多い株を選びます。 |
置き場所 | 日当たりのよい場所で育てます。腐葉土を2割ほど混ぜて水はけと通気性をよくした、軟らかな土が理想的です。高温性で、栽培の適温は20〜30℃ですから、十分に気温が上がってから植えます。 |
水やり | 本来湿地気味の地域に自生するので、たっぷりと与えます。乾かしすぎると株が大きくならないので、葉の展開が悪くなり、花数も減ってしまいます。かといって、水が停滞するような過湿状態はよくありません。 |
肥 料 |
開花期間中は肥料切れを起こさないように、1000倍程度の液体肥料を1週間に1回、欠かさずに施します。 |
苗からの育て方 |
タネは細かく、覆土の必要はありません。プラグトレ−などでタネをまく場合は、ポリポットに移植するときに根を切らないように注意します。また、窒素分の多い肥料をやり過ぎると花付きが悪くなるだけでなく、軟弱な株になってしまいます。 トレニアの株が傷んできたら、刈り込みます。伸びすぎた株は、草丈の半分に切りつめます。通常の肥料に加えて、即効性の化成肥料を1つまみほど追肥しておけば、3〜4週間で回復し、整った形で再び咲きだします。 |