特 徴 |
キク科アザミ属の耐寒性宿根草。ドイツという名前が付いているが原産地はドイツではなく、日本に野生しているノアザミの園芸種です。 何故ドイツという言葉がくっついたのか、わかりませんでしたが、大正時代に園芸商が花を売り出すとき、その新しさを強調するために、「ドイツ」という言葉を付けたのが始まりのようです。 草丈は60p〜1mほどになりますが、切り花用の高性種は1.5mほどになるものもあります。花径は3〜7pほどで、花色は一般には赤花がほとんどですが、ピンクや白もあります。 |
購入時の株の選び方 | 葉の色が濃く、枚数が多いものを選ぶ。斑点がなく、葉先が黒ずんでいないもの。 |
置き場所 | 土質は選びませんが、水はけと日当たりのよいところを選びますが、多少日当たりがよくないところでもつくることができます。 |
水やり | 花壇植えの場合は、特に必要ありません。鉢植えの場合は特に乾いた時に与えます。 |
肥 料 | 肥料は、リン酸とカリ肥料を元肥として与える程度出よく、やせ地以外はチッソ肥料は控えめにします。チッソ肥料を与えすぎると、徒長して倒伏しやすくなります。 |
苗からの育て方 |
9月下旬頃〜10月上旬に種を播きます。発芽は容易で育苗は難しくありません。定植は本葉5〜6枚の頃におこない、霜の降りるまでに十分に根を張らすことが大切です。25〜30pほどの株間を取ります 高温多湿にやや弱いので1年草として扱いますが、暖地でも夏を越せないことはありません。寒さには強く、定植が遅くなったとき以外は霜よけの必要はありません。 病害虫はほとんどありませんが、アブラムシを見つけたら早めに駆除します。 |