特 徴 |
中南米原産の半耐寒性の一年草です。普通、春蒔きとして栽培することが多いです。草丈は1メートルを超え、生育しながら開花を続けるため花期は長く、また、暑さにもとても強いため秋まで咲き続けます。 花の表面は、緋橙色で、裏面は黄色で10センチくらいの美しい花です。花首は中空で折れやすいため、切花には不向きです。種子は中心花にできます。 |
置き場所 | 日当たり水はけのよい場所が適しますが。風当たりのよいところは、倒れやすいので、植え場所を選び、支柱を立てます。 |
水やり |
表土が乾いたらたっぷり与えます。 |
肥 料 |
肥料があってもなくても、開花します。肥料の吸収力は強いので、控えめにします。植物の生育を見ながら液肥でコントロ−ルするようにします。肥料(特に窒素分)を与えすぎない。 |
刈り込みと植え替え |
本葉が7〜8枚の頃に芽の先を摘むとワキから芽が3〜4本伸びてきてそれぞれの茎の先に花が咲きます。この作業を行わないとワキ芽は伸びずに頂点に花が1個だけしか咲きません。1つでもいいので花が早く見たければ芽先を摘まずにそのまま育ててもよいですし、一度にたくさんの花が見たければ芽先を摘みましょう。芽先を摘む方が枝数が増える分株張りも良くなります。 花が咲き終わった枝を短く切り戻しておくとワキ芽が低い位置から出るようになるので草丈がある程度抑えられます。 |
苗からの育て方 |
ふやすのは種子まきで、適期は4〜5月で直まきします。苗をポリポットに仕立てておき、移植することも可能です。発芽までは15℃〜20℃の適温で4日〜1週間程度かかります。気温が低いと発芽しにくいので早まきしないことです。秋に花を見たければ、6月に種をまくのがいいでしょう。本葉8枚くらいのときに芯を止めると1メートルくらいの背丈で、花数も多くなります。用土は、赤玉土6、腐葉土4または赤玉土7、腐葉土3です。11月頃に寒くなると自然に枯れて枯死します。翌年も花を楽しみたい場合は熟したタネを採取して冷暗所で保管し、翌年の春にまきます。 |