特 徴 |
丈夫で育てやすく、その可憐な美しい花が好まれる人気鉢花の1つです。基本的には1年草ですが、多年草もあります。鉢花では両方が出回っています。花色は白色と橙黄色が基本色です。一般に、オステオスペルマムと混同されている場合が多く、赤紫色、桃紫色などはオステオスペルマムであることが多いようです。花は日中開き、夜は閉じる開閉運動をします。 |
購入時の株の選び方 | 草丈が適度で、しまった生育をし、花蕾数の多い株を選びます。下葉の枯れたものや黄変しているものは避けます。 |
置き場所 | 日照を好むので、日当たりのよい戸外に置くのが原則ですが、冬は明るい室内に置きます。耐寒性は比較的強い方ですが、霜よけ程度の保護が必要です。3月以降なら戸外にも置けます。暗い場所では花が開きません。 |
水やり |
鉢土の表面が乾けば十分に水を与えます。過湿にすれば根腐れを起こすので注意します。 |
肥 料 | 冬の生育停止時期を除いて、規定倍率に薄めた液肥を月に2〜3回与えます。 |
刈り込みと植え替え |
花壇やプランターに植える場合は、購入株はなるべく早く植え付けます。咲き終わった花は、枝分かれした上のところで摘み取ると5月頃までは次々と咲いてきます。根詰まりした鉢は、古土を少しほぐして一回り大きな鉢に植え替えます。全ての花がおわった頃に3分の1程度の高さに刈り込み新しい芽を出させます。秋の9〜10月頃にも再度刈り込みます。 |
苗からの育て方 |
日照を好むので、日当たりのよい戸外で管理します。耐寒性は比較的強いのですが、霜よけ程度の保護は必要です。 殖やすのは挿し木で、適期は9〜10月です。刈り込みした枝が利用できます。葉を5〜6枚つけて茎頂を切り、下葉1〜2枚落として挿し穂にします。用土は鹿沼土かパーライト単用で、十分に水をやり、半日陰で管理します。発根は容易で、10日後には十分に発根します。1年草の種類はタネまきで殖やします。適期は9〜10月です。 十分に根が出てから(挿し木後約15〜20日)4号鉢に植え付けます。用土は排水のよいものが適します。新芽が伸び始めれば摘心し、分枝を促します。 |