特 徴 | ストロベリーキャンドルは、園芸用の名称で、クリムソンクリーバーが正式名です。草丈30から60cmで、4〜6月に花穂4〜6cmのロウソクを灯したような形で鮮やかな花色の花を咲かせます。牧草の仲間で、丈夫で育てやすい植物です。豆科植物なので緑肥になり、土を肥沃にします。本来は、耐寒性多年草ですが、高温多湿に弱いため、夏越しが難しく、一年草として扱われています。鑑賞目的の他にも、葉や花に強壮作用があるといわれています。花や若葉をサラダ、天ぷら、酢の物にできます。 |
購入時の株の選び方 | 葉に傷みがなく、葉色のよいもので、株がぐらついていないものを選びます。下葉の枯れたものは避けます。 |
置き場所 | 日当たりがよく、冬季も比較的暖かい場所を好みます。元肥として、1u当たりバケツ1杯の堆肥か有機質用土を土に混ぜます。鉢植えは日当たりのよい場所に置きます。 |
水やり | 根づくまでは乾かさないように与えます。以後は、しおれたとき以外は不要です。鉢植えの場合は根づくまで乾かさないように与え、以後は土の表面が乾いてから、たっぷり与えます。 |
肥 料 |
肥料はあまり必要ではなく、若干の元肥を施せば、後はほとんど必要ありませんが、下葉が黄色くなってきたら追肥が必要です。一般草花用の液体肥料を規定倍率の2倍に薄め(1000倍で使用するものなら2000倍で)2週間に1回くらい、水やりがわりに与えます。 |
苗からの育て方 |
9下旬〜10月に種まきをします。種まきは平鉢か園芸箱、プラグトレーなどにまいて、発芽後プラグトレーの底から根が出始めたら、ポリポットに移植します。覆土はほとんどしないか、しても薄くします。春3月に定植します。苗の冬越しは、霜よけ程度で、室内に取り込む必要はありません。逆に、十分な寒さに当てることで、たくさんの花を咲かせことができます。やや乾燥気味を好み、日当たりと水はけのよい場所に25cm間隔で定植します。また、生長するとむれやすいので、風通しに注意します。 |