特 徴 |
ストレプトカーパス属は南アフリカを中心に百数十種分布しています。いろいろな形態の種類があり、無茎種と有茎種に分類されます。多く出回っているのは、無茎種のロゼットタイプのもので葉が数枚ありますが、葉が1枚しかない種類が多いのもこの属の特徴です。有茎種は株立ち状になります。 |
購入時の株の選び方 | 葉と花のバランスのよい株で、葉色のよいものを選びます。 |
置き場所 | 日陰が適する植物で、春から夏は直射日光の当たらない室内に、秋から冬はレースのカーテン越しの日光が当る窓辺に置きます。越冬温度は5℃以上です。 |
水やり | 用土が乾いたらたっぷり与えます。冬は少し控えめにし、午前中に与えます。 |
肥 料 | 4〜6月と9〜10月に規定倍率に薄めた液肥を月2〜3回与えます。 |
刈り込みと植え替え | 根づまりした株は株分けをして若返らせます。適期は5〜6月ですが、9〜10月にも行えます。古土をほぐし、古い葉を落とし、1芽ごとの小苗に分割します。これを4号鉢に1株または5号鉢に3株程度を目安に、浅植えにします。用土はピートモス、バーミキュライト、パーライトの等量混合土とします。 |
苗からの育て方 |
繁殖は葉挿しや株分けが普通ですが、1枚葉のタイプは花が咲いて種子ができると枯れてしまうので、種子まきでふやします。 種子はバーミキュライト単用用土に薄くまき、覆土はしません。発芽するまで腰水にして日陰に置き、葉が1p程度に伸びれば移植します。 葉挿しは葉を約5pずつに切り、根元側をバーミキュライト単用用土に埋め、十分に水を与え、日陰に置きます。約2ヶ月で新芽が出るので、植え替え時と同じ用土に植えます。繁殖の適期は5〜6月です。 |