特 徴 | 暑さに強く、開花期間が長い植物です。鮮明な花色がたくさんあり、花もちがよいので、切花にも適しています。 |
購入時の株の選び方 | よくしまった生育をし、葉色のよい株を選びます。下葉の黄色のものは避けます。 |
置き場所 |
日当たりと風通しのよい場所で育てます。花壇に緩効性肥料を規定量混ぜ込み、25cm間隔で植え込みます。プランターの場合は15〜20cm間隔で植え付けます。 |
水やり | 原産地がメキシコの乾燥地なので、乾燥に強く、しおれてもすぐに回復します。水やりが多すぎると根腐れをおこしやすいので、やや控え気味にします。 |
肥 料 | 10日に1回規定倍率に薄めた液肥を水やり代わりに施します。やりすぎると葉が大きくなり、矮性種では花が隠れてしまうので注意します。 |
苗からの育て方 |
発芽適温は20〜25℃で、種は大きくまきやすいので、5月ころまきます。覆土は5mmくらいです。発芽日数は7日前後です。発芽するまで乾燥させないように注意します。発芽したらよく日光に当て、本葉が2〜3枚になったら2〜2.5ポリポットに植え替えて育てます。用土は赤玉土6、有機質用土4の混合土でいいでしょう。植え替え後10日くらい過ぎてから、週に2回規定倍率の倍に薄めた液肥を与えしっかりした苗を作ります。日当たりと風通しのよい場所で育てます。連作すると立ち枯れ病が発生しやすいので注意します。有機質に富み水はけのよい土を好むので、堆肥、有機質用土をすき込みます。高性種では、枝が折れないように支柱を立てます。特に台風の季節には、紐でしっかりしばりつけます。咲き終わった花がらはそのままにしておくと、見苦しく、病気の原因になりますので、こまめに摘み取ります。下のほうから出てくる側枝に栄養がまわるので、秋遅くまで咲くようになります。 立ち枯れ病予防のため、連作は避けます。立ち枯れ病が発生したときは、根元から土ごと掘り取り捨ててください。土壌病害用の薬剤を散布して殺菌します。古い花を時々摘み取るようにすれば、灰色かび病の発生を防ぐことができます。黒斑病、うどんこ病は発生初期のうちに殺菌剤をかけて防除します。アオムシ、アブラムシは殺虫剤で駆除します。 |