特 徴 | オーストラリア原産草丈60〜100cm、ミカン科の常緑性の低木です。鮮緑色の葉は細かく細長い形をしています。花の色は桃紫色(明るめのピンク)で、大きさ1〜2cmの小さな星形の花を次々と咲かせます。サザンクロスは、日本だけのニックネームで、英名のサザンクロスはセリ科の植物です。葉は、軽くもむとさわやかな柑橘系の香りがします。 |
購入時の株の選び方 |
花や枝数の多い草姿のよい株を選びます。徒長したり、下葉の黄変した株は避けます。 |
置き場所 |
日当たりのよい場所を好みますのでよく日の当たる場所に置きます。ただし、高温多湿に弱いので、梅雨時期は雨の当たらない場所に、真夏は暑さを避けるために半日陰の場所や風通しのよい場所を選びます。ベランダで日陰がないような場合は日よけのためよしず等遮光材を使って遮光したほうがいいでしょう。 |
水やり | 生育期の5月〜10月は、鉢土の表面が乾いたらたっぷり与えます。乾燥には強い植物ですが、過湿は嫌います。冬は土の表面が乾いてから1日後に与えます。 |
肥 料 |
5〜10月の生育期間中、規定倍率に薄めた液肥を月2回与える程度にします。冬は与える必要はありません。 |
刈り込みと植え替え | 鉢の中が根でいっぱいになり根づまりを起こすと生育が悪くなります。生育が早いものは2年に1回、平均3年に1回は植え替えましょう。植え替えの適期は7月頃です。軽く根をほぐして傷んだ根を取り除き一回り大きな鉢に植え替えます。用土は赤玉土6、有機質用土4、それにパーライト1割加えた混合土です。 |
苗からの育て方 |
ふやすのは挿し木です。挿し木の適期は6〜7月です。その年に伸びた新しい芽で元気なものを選び先端から2〜3節の場所で切り取って30分ほど水揚げしてから湿らせた赤球土にさします。市販の挿し芽用の土でも問題ありません。十分に水をやり、半日陰で管理すれば1ヶ月ほどで根が出てきて生長を始めます。真夏は水切れさせやすいので発根するまで気をつけます。 |