ゴールドクレスト
特 徴

 別名コットンラベンダーともいわれるサントリナはデイジーの仲間です。数百年もの間地中海地方に甘い空気を漂わせて来ました。殺虫剤としての利用価値があり、中世には医薬として使われていた。耐寒性があり、刈り込みに耐えるのでガーデンの縁取りや生け垣にするととてもよい。
花はドライフラワーによい。リースの材料、アレンジなどに使います。

置き場所  日当たり、風通し、排水が良好であれば、土は選ばない。
水やり  高温多湿に弱く、内部が蒸れて枯れこみやすい。夏の水やりは非常に乾燥したときに行う程度でよい。鉢植えの場合は、株がしおれる前に水やりを行う。
肥 料  肥料は控えめにします。(肥沃すぎると生育は遅くなり、葉の銀色も薄れる)
刈り込みと植え替え  春からよく伸びた枝は花後、梅雨になる前に刈り込むとよい。老化すると、新芽の発芽が悪くなるので、美しい銀色の葉の株にするには、毎年開花終了後、根本から刈り込んで形を作るか挿し芽で更新する。種子からの栽培ではなく挿し芽をした方が良い。
苗からの育て方 

 直播の場合は、6月上旬(発芽温度:11℃前後)。移植栽培の場合は、5月上旬(ハウス及び室内育苗)。播種は直播は点播き、移植はジフィー1カップあたり5粒。覆土は直播は5mm、移植は3mmとします。定植は草丈8cm6月中旬(日平均気温:10℃前後)。開花は、直播は生育が非常に遅く、1年目は開花しない。移植は開花する株と開花しない株がある。2年目7月下旬(開花温度:20℃前後)となる。4〜6月または秋口に5〜8センチに切って挿します。

 強い芳香を持ち、防虫と消毒作用がある。乾燥した全草は切り傷、擦り傷に粉末にして散布、また消毒、殺虫剤として使用できる。乾燥したものをカーペットの下に敷いて虫よけにしたり、衣装箱に匂い袋として使われる。ドライフラワーにするには満開時期。全草を刈り取り乾燥させる。

育てるコツは、とにかく徹底した通風の確保と光を裏表なく当ててやること。

サへ戻る

How to growに戻る

トップページに戻る