特 徴 |
一般にサルビアといえば、サルビア・スプレンデス(ヒゴロモソウ)をさす場合が多いのですが、サルビアには大変多くの種類があり、セージと呼んでいる植物(チェリーセージ、メドーセージ、ブルーセージなど)もすべてサルビアです。サルビアとセージは同じものと考えていいでしょう。花色も赤、紫、青、桃、白など多彩です。 |
購入時の株の選び方 | 葉色が濃く、下葉が黄化していない、茎が太く充実しているもので、本葉が6〜8枚の苗を選びます。また、葉や茎にダニやアブラムシなど害虫がついていないもの、葉に黒や茶色の斑点のないものを選びます。 |
置き場所 |
日当たりがよく、水はけのよい場所を選びます。6月頃、矮性種は20〜25cm、高性種は30cm程度の間隔で植えます。 |
水やり |
花壇の場合は、定植直後にたっぷり与えます。それ以外はほとんど必要ありません。ただし、夏季に雨が降らず、しおれたり下葉が落ちたりするほど乾燥した場合は例外です。3〜4日おきに、早朝か夕方にたっぷり与えます。 プランターなど容器に植えた場合は、土の表面が乾いたら与えますが、与えすぎると病気が発生するので、注意します。 |
肥 料 |
長期間咲き続けるので、花壇の土作りは重要な作業です。元肥として、1u当たり堆肥1s、化成肥料100g程度を施し、土とよく混ぜ合わせます。 追肥は夏越しをした9月に、1u当たり緩効性化成肥料20g程度施します。プランター植えの場合は、規定倍率の倍に薄めた液肥を、1週間に1度与えればいいでしょう。 |
刈り込み | 花が咲き終わったら、その枝の葉を4〜6枚残し、花穂ごと切り取ります。新しい芽が伸びだし、再び開花してきます。 |
苗からの育て方 |
サルビアは熱帯地域原産のものが多く、芽を出させるのにはかなりの高温が必要です。適温は25〜30℃、最低でも20℃必要です。そのため、あまり早い時期に種をまくと、なかなか芽が出てきません。5月上旬以降に種まきをします。 種をまいてから発芽まで、5〜7日かかります。発芽後、3から4週間でポットへの植え替え、3〜4週間で定植となります。用土は、赤玉土6、有機質用土4の割合でよいでしょう。 |