特 徴 | 別名アメリカセンノウ。70cmほどに伸びた草丈の頂点に2センチほどの花をボール状に咲かせる。花の形はナデシコに似ている。ちなみに日本原産の松本センノウやガンピは近縁種。リクニスの語源はギリシア語の「リクニス=灯火(ともしび)」から来ており、その咲かせる花の赤い色に由来する。園芸品種では、赤以外に、白、ピンク、オレンジなどもある。庭植に向き、切花に利用できる。 |
置き場所 | 日当たりのよい場所に置きます。日当たりが悪いとひょろひょろになって花が咲きにくいうえに、強い風が吹いた時に倒れてしまうことがあります。寒さには強い方ですが、霜に当てない方が無難です。 |
水やり | 乾いたらたっぷりと与えます。ある程度の乾燥には耐えうる強靭さは持っていますが、後々の生長が悪くなるので、乾燥させすぎには注意しましょう。 |
肥 料 |
開花中は規定倍率に薄めた液肥を月に1回、育成中は月に2回施します。 |
植え替え |
寒さが来る前に植付けを行うこと。もし、植え遅れてしまったら、春暖かくなるまでそのままの状態で軒下などで管理するとよいでしょう。 |
苗からの育て方 |
タネまきでふやす種類が多いのですが、挿し木をする種類もあります。タネまきの適期は9月〜10月ですが、春まきもできます。タネが隠れる程度に覆土し、十分に水をやり日陰に置きます。1週間もすると発芽するので、日当たりのよい場所に出します。本葉が2〜3枚になったら移植します。挿し木はほとんどの種類でできます。適期は花後の6月頃です。新しい芽を5〜8cmくらいで摘み取り挿します。約1ヶ月後に鉢上げします。いずれも3号ポット程度に植えます。根が回れば、一回り大きな鉢か花壇に植え付けます。 |