特 徴 |
アフリカ南部原産の半耐寒性秋まき1年草で、茎はよく分枝し、匍匐して広がり、葉は多肉です。花は光線を受けると開き、夜だけでなく雨や日陰など、光線の弱い時には閉じる開閉運動をします。 |
購入時の株の選び方 | 花数が多く、しまった生育をした草姿のよい株を選びます。 |
置き場所 |
とにかく日当たりのよい場所に置きます。鑑賞時も暗い場所では花が咲いても色が冴えなかったり、つぼみができても花が開かないこともあります。(暗い場所では花が開かない)耐寒性はやや弱く、0℃で枯れるので、降霜前に日当たりのよい室内かフレームなどに移し、越冬します。面倒でなければ晴れた日の日中は外でよくに日当てて夜間は室内に移動させてもよい。寒さにはやや弱く、霜に当たると枯れてしまいます。越冬温度は5℃程度がよく、あまり高い温度はよくありません。冬はできれば室内のできるだけ日当たりのよい場所で育てたい。 |
水やり |
鉢土の表面が乾けばたっぷり与えます。乾燥には強いのですが、過湿にすると根腐れを起こします。 |
肥 料 | 規定倍率に薄めた液肥を11月〜2月の苗の時期に月1〜2回、3〜5月の春には月2〜3回与えます。 |
刈り込みと植え替え |
伸びすぎた枝は刈り込んで仕立て直します。鉢植えの場合は、根詰まりすれば、一回り大きな鉢に植え替えます。ただし、下葉が枯れて見苦しくなった株は挿し木して更新します。 |
苗からの育て方 | ふやすのは種子まきです。発芽適温は15〜20℃で、9月下旬〜10月中旬が適期です。平鉢にばらまきし、種子が隠れる程度にうすく覆土し、十分に水をやります。用土は赤玉土4、有機質用土4、パーライト2の混合土です。発芽まで乾かないよう管理します。本葉が2〜3枚になれば2号ポリポットに移植します。用土は排水性のよいものとし、例えば、赤玉土5、有機質用土3、パーライト2の混合土などです。育苗時に日当たりが悪いとひょろひょろと間延びした元気のない苗になってしまいます。できるだけ直射日光に当ててがっしりした元気な株に育てます。さらに根が回ったら4号鉢に移植します。なお、種子は発芽しやすいので、直接2号ポリポットに2〜3粒まいてもかまいません。 |