特 徴 |
初夏に径1〜2cmの小さな花を多数つけて咲く姿は可憐です。改良も進んで、花形は一重、アネモネ咲き、八重咲き、ポンポン咲きなど、花色は白、黄があり、矮性種が花壇や鉢植え用となっています。本来、耐寒性の多年草ですが、園芸的には一年草として扱います。ヨーロッパでは野生化して、あちこちで見れます。除虫菊は近い仲間です。 |
購入時の株の選び方 | 草丈のあまり伸びていない、堅く締まった生育をしている、花蕾数の多い株を選びます。 |
置き場所 | 鉢植えは、日当たりのよい場所に置きます。花壇に植える場合は、日当りと水はけのよい場所に、堆肥等有機質用土を混ぜておきます。連作は嫌います。 |
水やり |
活着するまでは、たっぷり与えます。その後花壇植えは極力控え気味に、鉢植えは、表土が乾いたら水を与えます。過湿は嫌います。 |
肥 料 |
生育期には2か月に1回程度の割合で緩効性肥料を施します。鉢植えは、活着したら1週間から10日に1回、規程倍率に薄めた液肥を施しますが、多肥は避けます。 |
植え替え |
本葉5〜6枚になれば、3〜4号鉢に植えます。プランターや花壇に直接植えることもできます。この場合、必ずしも1本ずつでなく数本まとめて植えると早く見栄えが良くなります。植え替えの適期は春です。 |
苗からの育て方 |
ふやすのは種まきです。秋まきも春まきもできます。秋まきの適期は9月ですが、冬は霜除け程度の防寒をするのがよいでしょう。春まきは3〜6月ごろが適期です。平鉢か園芸箱にまいて、薄く覆土し、十分に水を与えて発芽まで日陰に置きます。苗は日当たりと通風のよい戸外で管理します。種まきの時期が早いものほど開花期は早くなります。咲き終った花は順次摘み取ります。 |