特 徴 |
メキシコ原産の春まき一年草です。矮性のフレンチマリーゴールドは、暑さには弱く、夏は花が少なくなります。高温に強いアフリカンマリーゴールドは高性ですが、最近は鉢用の矮性品種や両者の交雑種できており、これは夏も花を咲かせます。マリーゴールドは土壌中のセンチュウを殺す作用があるので、センチュウの被害が出る花壇などではこれを栽培すると防除効果があります。 |
購入時の株の選び方 |
葉や花茎が伸びすぎず、しまった生育をして、花数の多い株を選びます。 |
置き場所 | 日当たりと水はけのよい場所に植えます。土質は特に選びませんが、梅雨時に根腐れを起こしやすいので、水はけのよい土壌が適しています。春の早いうちに植えると、遅霜で枯れてしまうので注意します。 |
水やり |
植付け時に、たっぷり与えます。しっかり根が張るまでに7〜10日かかるので、その間、苗の土が乾かないように土の表面が乾いたら乾いたら与えます。以後は晴れた日が続いて極端に土が乾かない限り、特に必要ありません。プランター植えは、鉢土の表面が乾けばたっぷり与えます。過湿にすれば、根腐されするので注意します。 |
肥 料 |
規程倍率に薄めた液肥を月1〜2回与えます。栽培期間が長いため、生育途中で肥料切れを起こします。葉色が深い緑からやや薄い色に見え始めたら株元にIB化成を5粒ほど(2〜3g)置肥します。 |
刈り込み |
咲き終わった花をこまめに摘み取れば次々と咲きますが、夏には高温で開花しなくなり、姿も乱れてきます。8月には2分の1〜3分の1の高さに切戻し、株を再生します。約30日後にはよい姿で再び開花をはじめ霜が降りる頃まで楽しめます。 |
苗からの育て方 |
ふやすのは種まきですが、挿し木もできます。種まきの適期は、夏期から開花させる場合には4〜5月、秋に開花させるには6〜7月です。種まきは、種が隠れるくらい覆土します。発芽し始めたら、日光に当てます。本葉が3〜4枚になれば4ポット植えします。用土は赤玉土6、有機質用土4の混合土です。 春に早まきした株が大きくなったらこれを利用して、7月前後に挿し木すれば秋に開花します。側芽の先端を5cmほど切って挿し木用の土に挿します。 |