ゴールドクレスト
特 徴

 ふくよかで、大きな花を咲かせます。最近は狭い庭でも楽しむことのできる小型種やさまざまな色合いの園芸品種が栽培されるようになってきています。

購入時の株の選び方  細根が多く、根鉢のしまっているもので、幹や枝が充実したものを選びます。接木苗は、接ぎ目が密着したものを選びます。
置き場所  花を咲かせるためには日当りがよい場所に植えることが大切ですが、オオヤマレンゲは、夏は半日陰になるような場所が適します。用土は腐植質に富み、水はけと水もちのよいものが適します。常緑性のタイサンボクは西日や冬季の風が当らないような場所が適しています。マグノリアは根が荒いため、成木の移植は困難なため、将来の大きさを考えて植え場所を決めます。
水やり  植付け当初は、十分活着するまで乾かさないように水やりをします。鉢植えは、土の表面が乾いたら与えます。
肥 料  若木には5月の生長期、9月の充実期、1月の休眠期に緩効性の化学肥料や固形の油かすを施します。9月の施肥は骨粉などチッソ分の低いものを使用します。成木の場合5月と1月に与えればいいでしょう。

刈り込みと植え替え

 植え付けは、落葉期の1〜3月上旬に行ないます。樹高1.5〜2m程度の地掘りの根巻き苗の場合、直径50cm、深さ50cmの植え穴を掘り、元肥として腐葉土や完熟堆肥などを混合します。根を切らないように注意しながら根鉢を1/3ほどくずして、深植えにならないように植え付けます。根鉢の周りに十分に水を注ぎ、根と植え土をなじませ、ぐらつかないように支柱で固定します。常緑種は4月中旬〜5月中旬に植え付けます。方法は落葉種に準じます。開花後、新葉が出る前に剪定を行ないます。伸びすぎた枝や込み合った枝は、基部から2〜3芽を残し、外側に向いている芽の上で切ります。また枯枝や枝の途中から出て真上に勢いよく伸びる徒長枝は基部から取り除きます。園芸品種は、コブシを台木とした接木です。台木からひこばえが出たら切り除きます。枝枯れを防ぐために、切り口には癒合剤を塗ります。

苗からの育て方  挿し木でふやすことができます。開花後に伸び始めた新梢は、6〜7月には充実して硬くなります。この枝を長さ10cmほどで切り取ります。先端の葉2〜3枚を残して、30分間水あげをし、鹿沼土や挿し木用土に葉が触れ合う程度の間隔で挿します。たっぷり水をやり、日陰の風のあたらない場所で乾かさないように管理します。9〜10月には鉢上げができます。

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