クリスマスホーリー
特 徴

 成木は高さ6mにもなり、葉は光沢のある楕円形ですが、若葉は荒い波状で鋭い鋸歯状になります。4〜5月頃に香りのある白い花を咲かせます。11月には丸い果実が赤く熟し,クリスマスホーリーと呼ばれます。ホーリーは縁起物として西洋ではクリスマスの飾りに使います。日本では、ヒイラギモチがクリスマスホーリーと呼ばれて流通しています。 

置き場所  夏の暑さにはやや弱いため、半日陰程度の日照条件を好みます。 耐寒性は強いです。
水やり  鉢植えの場合は鉢土の表面が乾いたら行いますが,夏期は毎日必要になるかもしれません。
肥 料

 一般には3月頃に骨粉入りの固形油粕肥料などを与えます。鉢植えの場合は、6〜7号鉢で親指先大のものを5〜7個施せばよいでしょう。追肥として、鉢植えは6月上旬から中旬、庭植は8月下旬から9月上旬に同じ肥料を寒肥の半分ほどを施します。

刈り込みと植え替え

 植え替えは、春(4月〜5月上旬)と秋(9月〜10月上旬)の2回行えますが、秋のほうが根の生長がいいようです。根の状態に比べ、枝葉が茂りすぎている場合は、込み合った枝を切り取って整理し、根とのバランスをとるようにします。また、植付け後は堆肥か腐葉土、またはピートモスなどでマルチングを施し、乾燥を防ぎます。

 刈り込みは、基本的には雄株は一般の常緑広葉樹と同様に7月と12月、雌株の場合は3月と1011月です。注意したいのは、雌株の場合、7月は5〜6月の開花直後に当たり、強い刈り込みを行うと結実が少なくなってしまいます。これを避けるために、通常は果実の落ちる3月と1011月に樹形を乱す枝を切る程度にとどめます。雌株を強く剪定する場合は、3月下旬に行いますが、この場合、1〜2年間は結実が少なくなることは避けられません。

苗からの育て方  繁殖は種まきまたは挿し木でできます。
ヒイラギモチ

葉は四角張った長楕円形の面白い形をしており、角張った先端には強いトゲがあります。葉腋に着く果実は丸い赤色で、11月頃から着色します。雌雄異株ですが、雄株にも実がつきます。開花は4月頃、庭植、生垣、鉢植え等用途は広いです。

性質は強健で、耐寒性、刈り込み等に強い。繁殖は種まきまたは挿し木。

クへ戻る

How to growに戻る

トップページに戻る