特 徴 | クフェアはアメリカ大陸に分布する植物で、普通クフェアの名で栽培されるのはクサミソハギで、茎が横に這ってから立ち上がり高さ30〜50cmとなります。鉢植えでよく見かけるのはメキシコハコヤナギで小型の低木になり、薄紫色の花を咲かせます。タバコソウの別名もあるベニチョウジは低木状で、紅色の花を咲かせます。 |
置き場所 | 日当たりのよい場所を好み、耐暑性もありますので年間を通してよく日光に当てて育てましょう。また耐陰性もあり半日くらい日が当たれば問題なく育ちますのでベランダのあまり日当たりのよい場所でも育てることができます。全くの日陰では育ちません。冬の寒さには弱く、霜が当たると枯れてしまうこともあります。5℃以上の気温が保てれば越冬可能ですので暖地では地植えも可能でしょうが一般では鉢植えで育てて冬は室内の窓際、日当たりのよい場所などで育てます 。 冬は室内の日当たりのよい所で育てます。5℃くらいなら耐えられます。室温を15℃以上に保てば冬でも花を楽しめます。花壇に植えたものは霜に当たる前に鉢上げします。 |
水やり | 春から秋の生育旺盛な時期は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。冬はさほど生長しませんのでやや乾かし気味に管理します。土の表面が乾いて2〜3日経ってから与えるとよいでしょう。 |
肥 料 | 春と秋(4〜6月、9〜10月)に1回ずつゆっくりと効くタイプの化成肥料を追肥として株元から少し離した場所に与えます。 |
刈り込みと植え替え |
越冬させた株は5月頃挿し木、株分けを行い花壇や鉢に植えます。用土は排水のよい肥沃な土を使用します。地植え場合は植え替える必要はありません。鉢植えのものは1〜2年に1回植え替えます。水を与えたときになかなかしみこまないようであれば鉢の中が根でいっぱいになっている可能性があります。根づまりをおこすと生育が衰えたりはが落ちてしまいますのでそうなる前に植え替えましょう。植え替えの適期は4〜5月頃です。基本的に一回り大きな鉢を使います |
苗からの育て方方 |
さし木で増やします。4〜5月が一般的ですが秋に行うことも可能です。枝の先端を10cmほどに切り取り川砂や赤玉土に挿します。根が出てくるまで約1ヶ月かかります。それまで乾かさないように注意しましょう。
小苗は寒さに弱いので秋にさし木したものは冬の寒さに気を付けましょう。花付きをよくするために1年に1回切り戻しを行います。切り戻しの適期は7月下旬から8月にかけてで枝を根元近くまで切り戻します。こうすることによって新しい枝が伸びて株がバランスよく茂ります。 |