グロキシニア
特 徴  「夏の鉢花の女王」ともいわれるぐらい豪華さがあり、冬の女王のシクラメンと対比されほどです。球根植物の1種で、地下部の茎が太って球状の塊茎を作ります。本来、高温性の植物ですが、温度の不足する冬の間は球根で休眠させるので家庭でも十分に越冬できます。
購入時の株の選び方  花蕾数が多く、葉が徒長せず、株がふらつかないものを選びます。
置き場所  日陰を好む植物で、春から夏は日焼けに注意しますが、暗すぎると徒長します。春から夏はレースのカーテン2枚越し、秋から冬は1枚越し程度の場所に置きます。冬の休眠中でも5℃以上の温度が必要です。
水やり  10月までは用土が乾いたらたっぷり与えます。以後は水を控え、地上部が枯れれば完全に水を切ります。気温と水温の差が5℃あると葉に低温障害が出ますので葉に水がかからないようにします。
肥 料  4〜9月は規定倍率に薄めた液肥を月1〜2回施します。
刈り込みと植え替え  秋に休眠に入った球根は掘り上げないで保温と乾燥防止のためにポリフィルムで鉢全体を包みます。春に芽が伸び始める前の3月下旬から4月に球根を掘り上げ、土と古い根をすべてとって、4〜5号鉢に植えます。植える深さは球根の3分の2ほどを埋める程度にします。発芽後に芽を整理しますが、4号鉢で1本、5号鉢で2〜3本程度の芽を残します。用土は赤玉土5、有機質用土3、パーライト2程度の混合土です。
苗からの育て方

 繁殖は種子まきです。4月にまけば5〜6ヶ月後の9〜10月に開花します。発芽温度は20℃以上ですから保温に注意します。種子は細かいので覆土しません。適温であれば10日くらいで発芽を始めます。

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