ゴールドクレスト
特 徴

 ゴジカはアオギリ科の一属一種の植物で、学名をペンタペンテストといい、熱帯アジア原産の一年草です。普通、草丈は1メートル内外で、花は枝先の葉腋につきます。真夏に咲き出した花は、秋になるとわき枝に移り、多数出るわきに一斉に咲きます。ゴジカ(午時花)は、正午頃に花が開くところから名づけられたもので、開いた花は翌朝には落花してしまいます。

 花経は5センチくらいです。花がしぼまず一斉に落ちるので、株元は一面赤いじゅうたんを敷いたようになります。このため、中国では、この花のことを夜落金銭(イェルチンチュン)と呼び、育てる人が多いといいます。

花持ちが悪いので、生花には向きませんが、水揚げがよいので枝切りにし、身近で眺めて楽しむとよいでしょう。散った花を押し花にしておくと色あせ少なく長く楽しめます。日本への渡来は古く、平安時代から京都でつくられていた記録があり、江戸時代には一般に普及していたといわれています。

置き場所  日当たり水はけのよい場所が適します。
水やり  表土が乾いたらたっぷり与えます。
肥 料  植物の生育を見ながら液肥でコントロ−ルするようにします。
苗からの育て方  ふやすのは種子まきで、適期は5〜6月です。発芽までは15℃〜20℃の適温で1週間程度かかります。発芽後、苗をポリポットに仕立てておきます。本葉8枚くらいのときに芯を止めると1メートルくらいの背丈で、花数も多くなります。用土は、赤玉土6〜7、有機質用土4〜3です。

コへ戻る

How to growに戻る

トップページに戻る