キンギョソウ
特 徴  春から初夏にかけて咲くキンギョソウは、金魚のような花を株いっぱいに咲かせ、花色も鮮明で豊富なため、花壇やプランター、切り花など用途が広く、作り方次第でいろいろな楽しみ方が出来ます。寒さに強く、マイナス5℃くらいまで耐えますが、寒いところでは、霜よけをして冬越しをします。最近は、晩秋から開花株が出回っており、春先より花持ちがよいようで、冬の寄せ植えとして今後注目されると考えられます。
置き場所  日のよく当たる、排水のよい場所が適します。耐寒性は強い植物ですが、冬越しをさせる場合、11月下旬〜3月上旬までは、寒さや霜の害を防ぐため、マルチングをしたり、軒下などで管理します。
水やり  寒い時期はあまり必要ありません。春になり暖かくなると生育旺盛となるので土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。過湿では生育が悪くなります。
肥 料  冬季は必要ありません。堆肥などの有機質用土を多めに使用しておけば、肥料は余り多くない方がいいでしょう。追肥は液肥で調整します。
刈り込み  開花後、花が終わるとすぐ種をつけ、その後開花しにくくなるので、咲き終わったら花がら摘みを行い追肥を行うと、3〜4週間でまた花が咲き始めます。夏の間は思い切って半分くらいに切りつめて追肥を行うと、秋にはまた花が見られます。
苗からの育て方  発芽適温は15〜20℃であるため、9月〜10月が種まきの適期です。春3月〜4月にもまけます。種は非常に小さいので覆土はしません。種は半日陰で乾かないように管理すれば5日〜10日で発芽してきます。発芽したら日光に当てて、徒長を防ぐために、過湿にならないように水を控え、しっかりした株に育てます。種はアリが好み、エサとして巣へ持っていくことがあるので注意が必要です。

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