特 徴 | 中南米の熱帯、亜熱帯に自生する何種もの原種をもとに作り出されたもので、花の大きさは洋ランを代表するものです。 |
購入時の株の選び方 | 一般的に寒さに弱く、最低10℃以上は必要です。15℃以上あれば最適です。しかしミニタイプの品種は寒さに強く、凍らなければ大丈夫です。 |
置き場所 | 温室があればいいのですが、ない場合は、冬一番暖かい部屋の中に置いてください。4月から10月までは戸外でも大丈夫です。春と秋は30%、夏は50%の日除けをしてください。 |
水やり | あまり水をやりすぎると根腐れするのでやり過ぎないようにしてください。必ず、ミズゴケの表面が乾いてからやってください。1回の量はたっぷりとやってください。乾燥でかれることはあまりありません。ただし、バークや軽石で植えてある場合と花の開きかけの時は多めに水をあたえてください。戸外の場合は、1日1回位は水をやると生長がスムーズになります。冬場の水やりは、鉢の表面が乾いてから1日待って朝に水をやるくらいでいいでしょう。 |
肥 料 |
あまりいりませんが、新芽の生育期間中に月1回くらい油粕と骨粉の配合肥料を小サジすり切り1杯あたえます。(12cm鉢)または、生育期間中に規定倍率に薄めた液肥を1週間に1度の割合で与えてもいいでしょう。 |
植え替え | 2〜3年に1度植え替えをします。時期は温室がない場合、春から初夏までです。株の状態としては、花が終わってから、新芽の下から根が出始めるまでの間です。材料はミズゴケが最適ですが、バーグや軽石で植えてあったものは同じ材料を使うようにします。古いミズゴケは全部取り去り、新しいミズゴケで根を包むようにして鉢の中におさめ、後から隙間にミズゴケを補充します。鉢の底1/4位に水はけのため、鉢かけなどを入れ、ミズゴケは固めにつめ、深植えしないようにします。植え替え後は、1ヶ月くらいは50%の日除けをしてシリンジ(霧吹きでの株全体への水やり)を毎日行い早く根を出さすようにしてください。この場合鉢の中をできるだけ乾かすようにしてください。 |
株分け |
植え替えの時、大きな株はハサミで切って株を分けます。最低バルブ2〜3本を1株として分けます。 |