カランコエ
特 徴  マダガスカル島を主な原産地とする多肉植物です。一般にカランコエといえば、小さな美しい花を茎頂にたくさん花を咲かせるベニベンケイの改良種の事を言い、小鉢向きの鉢花として広く出回っています。この他、最近は釣り鐘形の花を咲かせるエンゼルランプなどの春咲きの種類もあります。
購入時の株の選び方  花茎が徒長しているもの、病害虫、特にカイガラムシのついているものは避けます。花や蕾の多いものを選びます。
置き場所

 日当たりのよい窓辺に置きます。耐寒性は比較的強く越冬温度は5℃程度です。昼の時間が短くなれば花芽ができる短日性植物なので、夜間は電灯の光の当たらない場所に置きます。春〜秋は戸外が適します。

水やり  鉢土の表面が乾いたら与えます。乾燥には強いが過湿には弱いので控えめにします。ただし夏の生育期にはやや多くします。
肥 料

 開花中は月1〜2回、規定倍率に薄めた液肥を、春から秋の生育期には緩効性肥料を2ヶ月に1回の割合で施します。

刈り込みと植え替え  花が終わった5月ごろが適期です。花が終わりに近づいたら、なるべく早めに切り戻しをしてわき芽を発生させ株の姿を整えます。同時に根鉢をくずさずに一回り大きな鉢に植え替え、戸外に移して乾かし気味に管理します。根が回っている場合は地上部を1/3ほど切りつめ、軽く土を落とし1回り大きな鉢に植え替えます。用土は赤玉土5、有機質用土3、パーライト2の混合土です。
苗からの育て方

 繁殖は挿し木で、適期は5〜6月です。枝の先端部を約5pで切り、下の葉を2枚落として挿し穂にします。用土はパーライトか鹿沼土の単用です。挿し木後は十分に水をやり、半日陰に置きます。発根は容易で約半月後には3号鉢に鉢上げし、伸び始めたら摘心してわき芽を出させます。用土は植え替え時と同じにします。

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