特 徴 | 原産地は南アフリカで、肉質の根茎あるいは塊根をもつ球根植物です。観賞するのは筒状の苞で、中から肉穂状の花序を出しますが、この上部に雄花、下部に雌花をつけます。春植えで6〜7月に開花します。 |
購入時の株の選び方 | 鉢物としての草姿がよく、花茎数の多い株を選び、下葉の黄変したものは避けます。また、球根は大きくて、病気のないものを選びましょう。 |
置き場所 | 日照を好むので、開花時までは日当たりのよい戸外に置きます。観賞時は明るい室内で問題ありませんが、花後の真夏は半日陰で管理します。耐寒性は弱いので、冬は室内の凍らない場所で球根を貯蔵します。 |
水やり | 鉢土の表面が乾けばたっぷり与えます。湿地性種は受け皿などに常に水を入れ、腰水灌水をします。 |
肥 料 | 生育中は緩効性肥料を1〜2か月に1回の割合で少量置肥します。 |
植え替え | 10〜11月ごろに掘り上げ、よく乾燥させてから段ボ−ル箱などに入れて、室内の凍らないところで春まで貯蔵します。 |
苗からの育て方 | ふやすのは球根で、3〜4月に植え付けます。畑地性種は4号鉢に1球、5号鉢に2球、6号鉢に3球位、湿地性種のオランダカイウは8号鉢に1球植え付けます。球根の上部から根が出るので、鉢の真中ぐらいの深さに植えます。用土は赤玉土5、腐葉土3、パ−ライト2の割合です。 |