カンガルーポー(アニゴザンドス)
特 徴

オーストラリア原産の半耐寒性多年草で、細い毛におおわれ、先が6片に裂けた筒状の花の形が、カンガルーの前足に似ているので、この名があります。

品種改良が進んで、病気に強いものが多くなり、育てやすくなりました。株分けでふやします。

購入時の株の選び方  葉先が黒くなっておらず、蕾が落ちていないもので、茎がしっかりしているものを選びます。
置き場所  日当たりと風通しのよい戸外で育てます。夏は西日が当たらない涼しい場所に、冬は霜の当たらない軒下や室内に置きます。土や葉が凍るような寒さにあうと葉が枯れますが、株は生き残ります。梅雨時は雨の当たらない場所に置きます。
水やり  乾いたら水やりをするのが、基本ですが、夏は毎日、春と秋は2〜3日に1回、冬は1週間に1回くらいとなります。葉に水をかけると病気にかかりやすくなるので、株元に与えます。春に花茎が伸びてきてからは、土が乾くと蕾が落ちてしまうので、水を切らさないようにします。
肥 料

 元肥として用土1gに対し緩効性肥料2つまみ、石灰2つまみ、苦土石灰1つまみ、微量要素肥料半つまみを加えます。

 リン酸が多いと育ちが悪くなる品種もあるので、リン酸分の少ない肥料を使う方が安全です。

植え替え

 株が鉢いっぱいに広がって、水を与えてもすぐにしおれてしまうようになったら、根づまりを起こしています。放っておくと枯れてしまいますので、株分けをします。3個以上芽をつけて、刃物で切り分け、水はけのよい土を使って植え替えます。時期は花が咲き終った後が最適ですが、暑さ寒さの厳しい時以外はいつでもできます。

  用土は赤玉土、川砂、ピートモスの等量混合土のような水はけのよい用土を使います。

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