ガザニア
特 徴  南アフリカ原産の草丈の低い植物で、葉は地際に重なって出、15〜20pの花茎をたくさん出し、美しい花を咲かせます。本来は半耐寒性の多年草ですが、栽培上は秋まき1年草として扱います。普通は一重咲きですが、八重咲きもあります。
購入時の株の選び方  葉や花茎が伸び過ぎず、しまった生育をして、花数の多い株を選びます。
置き場所  日当たりのよい場所に置きます。耐寒性はやや弱いので、冬は日当たりのよい室内か、フレームなどに置きます。
水やり  鉢土の表面が乾けばたっぷり与えます。過湿にすれば根腐れするので注意します。
肥 料

 3月〜6月と9月〜11月に規定倍率に薄めた液肥を月1〜2回与えます。

刈り込みと植え替え

 咲き終った花をまめに摘み取れば新しい花茎が出て次々と咲き続けます。咲かないようになった株は古土を少しふるい落とし、1回り大きな鉢に植え替えます。用土は排水のよい乾き気味のものがよく、例えば、赤玉土4、有機質用土3、パーライト3の混合土にします。

 本来は多年草ですから株はよくふえるので、株を分割して植え付けてもかまいません。

苗からの育て方

 ふやすのは種子まきが普通ですが、挿し木や株分けもできます。

種子まきの適期は9月です。平鉢にまいて、種子が隠れる程度に薄く覆土し、発芽まで乾かないように管理します。本葉が2〜3枚になれば2号ポットに移植し、そのまま日当たりのよい室内かフレームで越冬し、3月に4号鉢に植え付けます。いずれも用土は移植時と同じです。

 挿し木や株分けも適期は9月です。挿し木は若い芽をかきとり、これをパーライトに挿します。株分けは大きくなり過ぎた株を2〜3に分割します。

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