葉と花の数が多く、花茎が太い株を選びます。葉色の黄ばんだものはさけます。

　日当たりの良い窓辺などに置きます。暖房の風が直接当たるような場所には置かないようにします。10℃くらいが適温で、温度が高いと花は小さくなり､花持ちが悪くなります。暑さには弱いので、夏場は風通しの良い半日陰の場所に移します。鉢土の回りを根が巻いているので、古い土の３分の１程度を落とし、夏前に新しい用土に植え替えます。 秋になって涼しくなったら、再び日当たりのよい場所に移します。鉢土の表面が乾かないように水を与えます。

　室内でも、できるだけ長く日光に当てないと、花色が薄くなることがあります。咲き終わった、花や枯れた葉は、こまめに取るようにします。

　開花中の水切れには弱いので、しおれるほど乾かさないようにします。鉢土の表面が乾きかけたら、鉢底の穴から水が流れ出るくらいに、たっぷり与えます。水やりは、できるだけ晴れた日の午前中に行い、花には絶対にかけないように注意します。

植え替え

　根づまりした株は一回り大きな鉢に植え替えると､長い間花が楽しめます。用土は赤玉土４、有機質用土４、パーライト２の混合土です。夏越しした株は､9月に1芽ずつに分割し､枯れ葉や腐った根などを落としてから、4号鉢に植え付けます。