特 徴 | 花茎は15p前後で、4〜5cmの花を輪状に多数つけて咲かせます。花色は赤、紅、桃、白、青、紫などです。単鉢植え、寄せ植えにして楽しみます。オブコニカは、茎葉の細毛からプミリンという毒素を分泌するので、かぶれる場合があり、肌の弱い人は、直接植物に触らないように注意します。 |
購入時の株の選び方 |
葉と花茎の数が多く、花茎が間延びしていない株を選びます。葉色の黄ばんだものはさけます。 |
置き場所 |
日当たりの良い窓辺などに置きます。暖房の風が直接当たるような場所には置かないようにします。15℃くらいが適温です。室内ならあまり気にしなくても大丈夫だと思います。暑さには弱いので、夏場は風通しの良い半日陰の場所に移します。秋になって涼しくなったら、再び日当たりのよい場所に移します。鉢土の表面が乾かないように水を与えます。 室内でも、できるだけ長く日光に当てないと、花色が薄くなることがあります。咲き終わった、花や枯れた葉は、こまめに取るようにします。 |
水やり | 鉢土の表面が乾いたら、鉢底の穴から水が流れ出るくらいに、たっぷり与えます。水やりは、できるだけ晴れた日の午前中に行い、花には絶対にかけないように注意します。 |
肥 料 | 規定の倍率に薄めた液体肥料を、2週間に1回与えるようにします。 |
植え替え |
根づまりした株は一回り大きな鉢に植え替えると、長い間花が楽しめます。用土は赤玉土4、有機質用土4、パーライト2の混合土です。夏越しした株は、9月に一回り大きな鉢に植え替えると、豪華になります。夏越しした株は株分けができます。9月に1芽ずつ分割し、植え替えのときと同じ用土で、4号鉢に植え付けます。 |
苗からの育て方 | 種まきでふやすことができます。適期は6月です。平鉢や育苗トレーに種まき用土を入れ、水をやってから種をまきます。覆土はしません。日陰において管理します。本葉が2〜3枚になれば、2〜2.5号ポリポットに植替えのときと同じ用土で植え込みます。暑さのくる前に十分根が張れるようにし、9月〜10月頃4号鉢に植え替えます。 |