特 徴 |
北アメリカ原産の半耐寒性の1年草で、日長が長くなる晩春から夏頃まで花が咲きます。花径2pほどの小さな花が集まって房状に咲きます。開花最盛期の5月頃には、葉の緑が見えなくなるくらい花で覆われます。花色は豊富で、花型も丸弁花、星型花や半八重咲きの品種もあります。寒さにはかなり強いのですが、夏の暑さには強くありません。 |
置き場所 | 乾燥した草原が原産地なので、日当たりと水はけのよい場所が適します。越冬させる時は、日当たりのよい暖かい霜の当たらない軒下などに置きます。 |
水やり |
花壇の場合は、植える時以外はあまり必要ありません。冬季乾燥が続く時に、午前中に与えます。鉢植えの場合も冬は水は控えめにします。桜が散る頃から生育が盛んになりますので、土の表面が乾いたらたっぷり与えます。過湿にならないように注意します。 |
肥 料 | 冬の間は必要ありません。3月中旬くらいから、2週間に1回、規定倍率に薄めた液体肥料を水やりがわりに施します。 |
苗からの育て方 | 日長が短くなる9月下旬から11月が種まきの適期です。早まきすると大株に、遅まきすると小さい株で花が咲きます。トレイに1粒づつまき、軽く覆土します。(土をかけなくても発芽はします)発芽するまで乾かさないように半日陰で管理します。発芽するまで5日から10日かかります(条件がよければ、2日で発芽が確認できます)。種によっては、1ヶ月もかかって発芽するものもあります。本葉3〜4枚頃に、根を切らないように注意して3号のポリポットに仮植えします。冬は日だまりで管理すると安心です。強い霜の心配がなくなったら、株間15pくらいで定植します。また、鉢へは4〜5号鉢に1株が適当です。特に、土質は選ばないので作りやすい品種です。 |