ゴールドクレスト
特 徴  日本、シベリア、中国北部及び朝鮮半島に分布する多年草です。
購入時の株の選び方  蕾数が多く、蕾の黄色味がよくでているいるものを選びます。
置き場所

 庭植の場合、水はけのよい、晩春から夏は日陰で涼しくなるような落葉樹の根元に、良質の腐葉土を十分にすき込んで植え付けます。鉢植えの場合は、晩秋から北風の当たらない日当たりのよい陽だまりのようなような場所に置き、暑さに弱いので、4月半ば頃から木陰に置くか、寒冷紗でおおった半日陰の場所で管理します。ちょうど落葉樹林の林床部のような感じで管理します。

水やり  乾燥を嫌いますので、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。冬は雨が少ないので忘れないように与えます。乾きすぎると蕾のまましぼんで咲きません。しかし、冬場は凍結する恐れもあるので、暖かい午前中(晴れた日の10時頃)に与えます。朝早くや夕方は、土が凍る恐れがあります。また、花に水がかかり凍ると花弁が傷みます。6月以降は地上部はなくても乾けば与えます。
肥 料

 生育期間が短いので、花後、株が大きくなるので、液肥と速効性の化成肥料を1uあたり300500g施し肥培につとめます。5月下旬以降は、休眠状態になるため肥料は施しません。ただし、12月頃に少量の化成肥料を与えてもよいでしょう。

植え替え

 根が多い植物なので、浅鉢植えで売られているものは、花後に用土のたくさん入る大き目の鉢に植え替えます。古い土を落とし、腐った根を除き、赤玉土8、有機質用土2の混合土に植えます。庭に植え込んで2〜3年の間株を育成してから正月用の浅鉢に植えてもいいでしょう。株が老化しやすいので、3〜5年ごとに必ず植え替えをします。植替え時(10月頃)に分けやすいところで、数芽づつ鋭利な刃物を使って株分けします。
苗からの育て方  実生栽培も容易で、5月頃に取りまきします。なお、実生の場合は親とまったく同じ形質が出るとは限りません。また、品種ものはほとんど親の品種特性を発現しないと思われます。ふやすのは株分けで、植替え時に株が大きくなっていれば株分けします。2〜3年に1度が目安です。2〜4芽に分割して5号深鉢に植えます。

フへ戻る

How to growに戻る

トップページに戻る