特 徴 |
オ−ストラリアでは、フェアリ−ファンフラワ−と呼ばれているものの1種です。野生種には紫青花や白花、淡青花があります。日本では紫青色のものが出回っています。 茎が地面をはうので、よいグラウンドカバ−になります。また、吊り鉢にも適しています。 |
置き場所 |
日当たりと風通しのよい場所を好みます。耐寒温度は2〜3℃なので、軒下での越冬は可能です。 3月下旬〜11月中旬の生育期は、戸外の日当たりのよい場所に置きますが、高温多湿に弱いので、特に夏は西日の当たる場所を避け、軒下などの半日陰で管理します。晩秋から冬は明るい室内に置きます。(暖地なら戸外で霜除け) 少し耐陰性がありますが、なるべく日光に当てて育てるようにします。 |
水やり | 生長期の4〜10月は、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます(乾き気味に管理)。越冬中は室内に取り込み、控えめにします。暑さには耐える方ですが、過湿を嫌いますので、根が水浸しの状態で温度が上がれば根が煮えてしまい、元気がなくなります。 |
肥 料 | 開花期間が長いので、肥料切れに注意します。4月上旬〜7月上旬と、9月下旬〜10月下旬の生長期には規定倍率に薄めた液体肥料を、月に1〜2回程度施すか、少量の固形肥料を置き肥(多肥にしない)します。 |
植え替え |
植え替えは、4月上旬〜5月下旬か、9月中旬〜10月下旬に行なえます。 |
苗からの育て方 | 繁殖は挿し芽および種まきで、挿し芽は、4月下旬〜6月下旬か、9月中旬〜10月中旬に行ないます。5〜6cmに切った枝の下葉を取り、30分くらい水揚げして、赤玉土やバーミキュライト等に挿し、半日陰で発根を待ちます。根が出て芽が伸び始めたら鉢上げして、ピンチ(摘心)を行なって枝数をふやします。植付けは4〜5月です。植え付け後2〜3週間は枝先をピンチして株元からの分枝を促すとボリュームのある株になります。伸び過ぎれば、生育期に軽く切り戻します(酷暑期は避ける)。追肥をすると形のよい株に戻ります。 |