特 徴 |
花はマツバボタン、茎葉はスベリヒユに似ている。性質は強健で暑さや乾燥に強く、炎天下でも鮮やかな花を次々と咲かせます。鉢花だけでなく、グランドカバーとしても利用されます。花色も豊富で、一重咲きのほかに八重咲きもあります。花の寿命は短く1日で終わってしまいますが、夕方近くまで咲き、花期は長く、10月頃まで長期間楽しめます。非耐寒性の多年草です。 |
購入時の株の選び方 | 株張りがよく、花蕾数の多い株を選びます。 |
置き場所 |
日当たりがよく、水はけのよい場所で管理します。日が早くかげる場所では、すぐに花がしぼみます。寒さには弱く、越冬温度は10℃以上必要で、冬は陽の当る暖かい室内に置きます。 |
水やり |
乾燥には強いので、水は土の表面が乾いたら、たっぷりと与えますが、過湿を嫌います。冬に室内で管理する場合は、できるだけ用土を乾燥気味に保ちます。(夜間最低温度5〜8℃を確保します) |
肥 料 | 6〜10月の生長期に月1回、規定倍率に薄めた液肥を与えます。 |
刈り込みと植え替え |
花数が少なくなったら思い切ってきり戻しをします。2週間もすれば姿もよくなり花が咲き始めます。越冬株は4〜5月に切り戻しを行い、一回り大きな鉢に植え替えます。 |
苗からの育て方 |
ふやすのは挿し木で、適期は5〜7月です。枝先を4〜5cmの長さに切り、葉を4〜5枚残して下葉をとり、深さ1〜2cmに挿します。用土は小粒の赤玉土、バーミキュライト、パーライト単用です。十分に水をやり、数日間日陰に置きます。10日で発根するので、4号鉢に5本をめどに鉢のサイズに応じて植え付けます。用土は赤玉土5、有機質用土4、パーライト1の混合土です。芽が伸び始めれば摘心します。40〜50日後には鑑賞できるようになります。 花付きがよく、長期にわたって咲き、高温乾燥、高温多湿にも適応します。種はほとんどできず、挿し木でふやします。(20℃以上あればいつでも可能です。約2週間で根がでますので、鉢上げします) 花は茎頂につくので、時々切り戻した方が、わき芽が出て、花付きがよくなります。 |