ゴールドクレスト
特 徴

 オーストラリア原産、ミカン科ボロニア属の常緑低木です。ボロニア属にはたくさんの種類がありますが、特に多く出回っているのは、花が釣り鐘状のヘテロフィラ種と、星状のピナータ種です。ピナータ種は直径2cmほどの桃色の星状花が葉腋にたくさん咲きます。葉は羽状複葉で、小葉は細く、ミカン科植物特有の芳香があります。花の日持ちはたいへん良く、長く観賞できます。

購入時の株の選び方

 花蕾数が多く、堅く締まった生育をした株を選びます。

置き場所  日当たりを好みますが、観賞時は室内の明るい場所で差し支えありません。夏の直射光は避けます。日当たりのよい場所で管理します。ただし、暑さに弱いので、夏は涼しくするために半日陰の場所に置きます。越冬温度は5℃程度なので、冬は日当たりのよい室内に置きます。
水やり  表土が乾いたらたっぷりと水を与えます。乾燥は嫌いますが、過湿にすると根腐れするので注意します。
肥 料

 生育の盛んな3〜5月と9〜10月に液肥1000倍液を月に3回程度施します。

刈り込みと植え替え

 花が咲き終われば、2分の1の高さに切り戻し株の形を整えます。この時に込み過ぎている枝を間引き、株元が蒸れないようにします。9月に再度軽く刈り込んで形を整えます。花芽分花は10〜11月です。植え替えは1〜2年に1回行いますが、適期は9月です。花は、前年度伸びた枝につきます。

ふやすのは挿し木で適期は5〜6月です。茎頂を5cm程度切って挿します。十分に水をやって半日陰で管理します。活着は容易です。約一か月後に4〜5号鉢に鉢上げします。伸び始めれば摘心し、9月までに2〜3回繰り返せば小ずくりなよい草姿になります。

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