特 徴 | 野生種は20mを超えるほどに育ちます。 昭和50年代の初め、生産者が3株を3つ編みにして枝先を球状に刈り込んだスタンダ−ド仕立てをつくり、それが一躍人気物になり、今では最も知られる観葉植物の一つになりました。 |
置き場所 |
光不足では葉を落とし、枝の伸びも悪くなるので、明るい窓際に置きます。かなり葉が少なくなった株は、戸外の日当たりのよい場所において再生させます。冬越しは乾き気味にして、5℃以上を保ちます。 |
水やり | 春から秋までは表土が乾いたらたっぷり与え、秋以降は回数を減らして、冬季はやや乾き気味に管理します。 |
肥 料 | 室内なら1000倍に薄めた液体肥料を1か月に2〜3回、戸外に置くなら緩効性肥料を2〜3か月に1回、置肥として施します。 |
育て方 |
強い光を当てて栽培した株を弱い光の場所に移すと、かなりの葉を落とします。ある程度のところで落葉が止まれば問題はありませんが、あまりに落ちるようなら、置場所を変えます。葉が少なくなった株は、日当たりのよい場所に置き、ときどき伸びる枝を切り戻しながら、枝や葉の数をふやすようにします。 長く栽培するとカイガラムシがつき、すす病を併発します。見つけ次第、歯ブラシなどでこすり落とします。高温乾燥期にはハダニが発生しやすいので、ときどき戸外に出して葉水をかけて予防します。発生した場合は、数種類の殺ダニ剤を交互に使って早めに駆除します。 |