特 徴 | 南米原産の球根性のベゴニアの改良種で、花の豪華さはベゴニア類では群を抜いています。秋に昼の時間が短くなると、地上部は枯れて球根が形成され休眠に入ります。 |
購入時の株の選び方 |
間延びせずしまった生育をし、株元がふらついていない物を選びます。 |
置き場所 | 冷涼な気候を好み、強光は日焼けを起こすので、春から夏は半日陰、特に夏は涼しい場所に置きます。冬は球根だけになるので、10℃程度が保てる暖かい室内で保管します。 |
水やり |
表土が乾いたら与えます。多過ぎると根腐れを起こします。ただし、地上部が枯れて球根ができた後は水は与えません。 |
肥 料 | 6月から9月の生育中は規定倍率に薄めた液肥を月1〜2回与えます。 |
球根からの育て方 |
越冬した球根は4月になれば芽が動き始めます。芽が出始めたころに球根を掘り上げ、土をほぐして球根だけにして、5〜6号鉢に植え付けます。球根は1/3を地上に出す程度の深さとします。用土は赤玉土4、有機質用土4、パーライト2の混合土です。 |
苗からの育て方 |
ふやすのは普通種子まきです。冬の温度が十分なら秋まきがよいのですが、4月にまいても秋には開花します。種子は細かいので覆土はしません。用土はバーミキュライト単用で、ガラスでふたなどをするなどして保湿を図り、日陰で管理します。 本葉が1pぐらいになれば2号ポリポットに植え替え、さらに本葉が4〜5枚になれば4〜5号鉢に植えます。用土は球根の植え付け時と同じです。他のベゴニア類と同じように挿し木もできます。茎頂挿しか茎挿しが無難です。 |