特 徴 |
茎が直立するタイプのベゴニアを木立性ベゴニアと呼んでいますが、茎が木質化するというわけではありません。花は小さいのですが多花性で房状に咲き、美しい花です。雌雄異花で雄花が先に咲き早く落ちるので、落花しやすいように思われがちですが、後で咲く雌花は長く楽しめます。なお、開花期は春から秋に咲くものや四季咲き性のものがあります。 |
購入時の株の選び方 | 花房数の多いもので、よくしまった生育をしているものを選びます。 |
置き場所 | 10〜3月はガラス越しの日光に当てますが、4〜9月は半日陰、特に夏は50%強の遮光が必要です。冬は乾き気味にすれば2〜3℃程度まで耐えます。 |
水やり | 表土が乾いたら与えます。冬は控えめにします。 |
肥 料 |
春4月ごろに緩効性肥料を置肥し、以後春から秋は規定倍率に薄めた液肥を月2〜3回与えます。 |
刈り込みと植え替え |
大きくなり過ぎたり、根づまりを起こした株は、土を少しほぐして1回り大きな鉢に植え替えます。この時不要な枝を切り落とし、乱れた枝は支柱を立てて誘引し形を整えます。大株にしたくなければ、株分けするか2〜3芽残して切り戻します。用土は赤玉土4、有機質用土3、パーライト3の混合土です。 |
苗からの育て方 | ふやすのは挿し木で、頂芽挿しまたは茎挿しをします。2号ポリポットにパーライトとバーミキュライトの等量混合土を入れ、1本ずつ挿します。適期は5〜6月です。日陰に置いて、挿し床を乾かさないように水を与えれば、約1ヶ月後には4号鉢に鉢上げできます。用土は植え替え時と同じです。 |