特 徴 |
短日性の温室植物なので基本的には冬咲きですが、開花調節技術が進歩してほとんど1年中出回っています。 低温で短日の条件が続けば休眠状態になり落葉しますが、株元に小さな球根ができ、春には新芽が出ます。 |
購入時の株の選び方 |
間延びせずしまった株で、花蕾の数が多いものを選びます。病気にも注意します。 |
置き場所 | 10月以降は日当たりのよい窓辺に置きますが、最低10℃は必要なので保温に注意します。4月以降はレースのカーテン越しの半日陰とします。高温に弱いので、夏は日陰の涼しい場所に置きます。 |
水やり |
表土が乾いたら与えます。多過ぎると根腐れを起こします。 |
肥 料 | 規定倍率に薄めた液肥を月1〜2回与えます。 |
刈り込みと植え替え |
花後の3〜4月ごろに、各枝の元気な葉を1〜2枚残して切りつめます。半月もすると新芽が出始めるので、それから植え替えをします。古土は1/3ほど落とし、1回り大きな鉢に植えます。用土は赤玉土4、有機質用土4、パーライト2の混合土です。 |
苗からの育て方 |
ふやすのは挿し木で、適期は4〜5月です。普通の頂芽挿し、茎挿しの他に葉挿しもできますが、頂芽挿しが無難な方法です。展開した葉2〜3枚つけて先端部を切り、これを2号ポリポットに挿します。用土はピートモスとパーライトの等量混合土です。葉挿しは、ふやす能率はよいのですが、成株になるまでの期間がかかります。 |