特 徴 | 基部でよく分枝して株立ち性となり、多数の花を群生します。黄色が基本色ですが、白、黄、橙、紅、桃もあり、矮性や半八重もあります。葉がもっと細裂し、黄花一重でやや小型のヒメハナビシソウもよく出回っています。 |
置き場所 |
乾燥には強いですが、過湿には弱いので、日当たりと水はけのよいところを選びます。また、酸性土壌を好まないので、苦土石灰などで中和しておきます。水はけのよくないところでは、土を盛ってタネをまくか、苗を植えます。プランター植えする時も、用土に石灰を施して中和したものを使い、株間を十分にとり、風とおしのよいところで管理します。 |
水やり | 土の表面が乾いてから与えます。冬は控えめにしましょう。 |
肥 料 | 元肥にチッソ分の少ない肥料を施します。追肥はほとんど必要ありません。 |
刈り込みと植え替え |
ポットで苗を仕立てた場合、3月ごろ定植をします。花壇に直まきしたものは、耐寒性は強いですが、簡単な霜よけをしてやると安心です。ハナビシソウは酸性土を嫌うので石灰を施用し、用土を中和します。密植や過湿にすると茎腐れや立ち枯れ病がでやすいので注意します。 |
苗からの育て方 |
発芽適温は15〜20℃くらいですが、暖地では年内(9〜11月)に、寒地・高冷地では春3月ごろにまきます。 病害の心配はほとんどなく、水はけがよければ手入れをせずに放任で育てたほうがよく花が咲きます。ただし、春先にアブラムシがつくので、粒剤の殺虫剤をあらかじめ株元にまいておきます。花壇に植える際は数株まとめて植えると、花どきには光沢のある花が陽光に映えて見事です。 |