ゴールドクレスト
特 徴  日本の気候では4月下旬から10月までと長期にわたり楽しめる花です。花色は赤、黄、ピンク、オレンジ、白などで花径は5cm〜30cmと幅広く、たくさんの品種があります。大きく分けてオールドタイプ(在来系、ヨーロピアン系と呼ばれるもので、一般によく流通しているものはこのタイプです。花茎10p前後で、葉の縁がギザギザのものが多い。)コーラルタイプ(比較的手に入りやすい、花茎10p以下のもが多い。葉は小さく縁はギザギザがある。枝が垂れ花も垂れ下がるものが多い。)、ニュータイプ(ハワイアン系、流通は少なく、花茎は1020cm以上の大きな花を咲かせる。葉は丸く厚みのあるものが多く、花色は豊富)の三つの系統があり、少しずつ性質が異なります。
購入時の株の選び方

 蕾が多く、枝や葉の数が多い株で、葉につやがあり、害虫がついていないものを選びます。草丈の低過ぎるものはさけます。

置き場所

 日光によく当たる風通しのよい場所が最適です。真夏は直射日光のあたる高温の場所においておくと株が弱り、花が咲かなくなった場合は半日陰の涼しい所に移すと良いでしょう。冬は室内のなるべく日の当たる暖かい所で管理して下さい。窓辺などは夜温が5℃以下になる場合が多いので、夜はカーテンの中に移動し次の朝日の当たる窓辺に戻してあげましょう。

水やり

 基本的には表面が乾いたらたっぷりあたえます。ハイビスカスは水切れに弱いので生育期(4〜10月)は毎日必ず、特に暑い時期表面が乾いているようなら朝夕二回やりますが、あまりやりすぎると葉ばかり茂って花がつかなくなりますので注意してください。休眠期も基本は同じですが根腐れ原因になりますので控えめにします。

肥 料  基本的には2ヶ月に一度、緩行性肥料をあたえますが、夏の生育期には肥料の吸収も早いので、葉の色が薄くなったり生長が悪くなった場合は1ヶ月に一度与えてください。秋も花がよく咲きますので肥料切れに注意しましょう。休眠期は生育が止まりますので与えないでください。

刈り込みと植え替え

 ハイビスカスは根詰まりしやすいので毎年一回り大きな鉢に植え替えしょう。購入した株も鉢が根でいっぱいのようなら植え替えます。適期は5月〜8月です。

 花が終わったら翌年に備え全体を半分から三分の一程度に切り詰めます。(矮化剤が散布されている株は1年程は枝葉が大きく伸びないので株元から15cmくらいの所で切ります)せっかく大きくなったのにもったいないような気がしますが、ハイビスカスは新しい枝に花を咲かせるので、翌年新しい枝をたくさん伸ばすために思い切って切り戻します。

 ハイビスカスはさし木、接ぎ木で増やすことができますが、ニュータイプはさし木がむずかしいので接ぎ木で増やします。

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