特 徴 |
ヨーロッパ原産の耐寒性の1年草です。冬には欠かすことのできない植物で、生け花、寄せ植えの材料として使われます。鑑賞期間は、10月下旬から3月ころまでです。 |
購入時の株の選び方 | 葉数が多く株が堅く引き締まっているものを、白の品種は、着色部が緑に色戻りしていないものを選びます。 |
置き場所 |
基本的には日当たりと水はけのよい場所に植えます。正月の玄関を紅白の株で飾るのもいいでしょう。いったん根づいた株は日当たりがよくて土が乾かない限り放っておいてもよく育ちます。 |
水やり | 植え付け時にたっぷり与えます。その後は土の表面が乾いたら与えるようにします。 |
肥 料 | 小苗の時に緩効性肥料を施します。以後は9月に速効性の肥料を追肥します。それ以降の肥料は不要です。なかなか色付かない場合は、肥料の効き過ぎですから、株元にスコップを入れて細根を切ってやると色がついてきます。 |
刈り込みと植え替え |
色のよくついたものを11月下旬から花壇やプランターに植えます。用土は赤玉土7、有機質用土3の基本用土を用います。 |
苗からの育て方 |
ふやすのは種子まきです。適期は7月です。市販の種まき用土や赤玉土小粒、ピートモスの等量混合土を入れて、種子をていねいに薄くまきます。薄く覆土をして、発芽するまで乾かないように半日陰で管理します。1週間もすれば発芽しますので、本葉が3〜4枚になったころ2.5〜3号ポリポットに移植します。温度が高くて失敗しやすいので、涼しく管理することが重要です。生育初期にネキリムシ、シンクイムシに食害されます。また、アブラムシもつきます。定期的に薬剤を散布して防除します。 |