特 徴 | 春から秋まで長期間楽しむことができるので、花壇や鉢花に向いた植物です。普通にバーベナといえば1年草として扱っているものをいいます。これには多くの品種系統がありますが、鉢花ようにはわい性種や匍匐性を用います。また、宿根バーベナと呼ばれる多年性の種類もあり、これも鉢植えに向く品種が多くあります。 |
置き場所 | 日当たりのよい戸外が適します。日光不足では花が少なくなり、茎葉も枯れてきます。越冬は霜よけ程度で容易ですが、室内の窓辺に置くのが無難な品種もあります。15℃あれば冬でも開花します。 |
水やり | 土の表面が乾いたらたっぷり与えます。 |
肥 料 | 肥料が多いと花は咲かないので、鉢上げ時に少し緩効性肥料を与え、切り戻し時に液肥1000倍液を与える程度とします。 |
刈り込みと植え替え |
花の最盛期が過ぎれば、2分の1の高さに切り戻します。すぐに側枝が伸びて20〜30日後には再び開花します。この作業を繰り返せば霜が降りるまで花が楽しめます。根詰まりを起こした株は、一回り大きな鉢に植え替えます。用土は基本用土(赤玉土6、有機質用土4)で十分です。 |
苗からの育て方 |
ふやすのは、種子まきか挿し木です。 種子まきの適期は9月か3〜4月です。種子には発芽抑制物質があるのでよく水洗いしてからまきます。(市販の種はこの物質を取り除いているものが多い)覆土は種が隠れる程度にします。発芽後、本葉が3〜4枚になったところで4号鉢に鉢上げし、伸びはじめれば摘心します。 挿し木は側枝の先端を長さ7pで切りバーミキュライトかパーライトに挿します。発根は容易で、十分に水を与え、半日陰で乾かさないよう管理すれば10日で発根するので、鉢上げします。挿し木は4〜6月に側枝の先端を7cmくらいのところで切り、下葉を2枚落とし、小粒の赤玉土の単用かバーミキュライト又はパーライトに挿します。日陰に置き、乾かさないように管理すれば10日ほどで発根します。 |