オレガノ
特 徴  一般にハーブとして知られているオレガノですが、ここで紹介するのは花オレガノと呼ばれる観賞用のオレガノです。この仲間はホップに似た「苞」が発達します。この苞が白、緑、ピンクなどに色づいて、とてもきれいです。春から夏には苞に小さな花がたくさん咲きます。葉は灰緑色や綿毛に覆われ銀色をしたものなど、これもきれいです。シソ科で、別名ハナハッカ、コモンマジョラム、ワイルドマジョラム。花期は6〜7月。草丈3060cmで、紫色を帯びた淡紅色や白い花を咲かせる。
置き場所  基本としては日当で育てます。苞の色づきは日照に左右されますのでよく日のあたる所に置きますが、高温多湿にやや弱いので盛夏には風通しの良い半日陰に移動させましょう。0℃以下になると地上部は枯れてしまいますが根株がロゼット化して越冬し春には新芽が出てきます。−10℃までは耐えられます。
水やり  土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてください。多湿には弱く乾燥には強めですが、極端に水をきらすと苞の色が悪くなったりしますので特に夏は注意して下さい。
肥 料

 春と秋に緩行性の肥料を与えます。多肥に弱く、香りが劣化し、株も茂りすぎて、特に窒素分が多いと枯れてしまうので注意して下さい。

刈り込みと植え替え

  9月〜10月頃、根が回って鉢がいっぱいになったら一回り大きな鉢に植え替えます。水はけの良い用土を好みます。

株分け、さし木で増やすことができます。さし木はよく発根しますので、株分けよりも手軽です。適期は9月〜10月です。

梅雨時期など株元の葉が落ちたり夏に伸びすぎたりした時は、土から2〜3cm残して切り戻すと新しい芽が出てきます。

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