特 徴 | 中南米原産のランです。「薄葉系」・「厚葉系」・「剣葉系」・「棒状葉系」の4グループに分かれます。「薄葉系」の品種は切り花などでもよく見かけます。温度も水やりを控えれば、5度以上あれば、冬の管理ができ、ランを育てたことがない方でもけっこう簡単です。 |
置き場所 |
急に直射日光を当てると葉焼けを起こしてしまいます。春秋は30%夏は50〜60%の遮光をおこないます。慣らせば、午前中の直射日光を当てても大丈夫です。冬は10℃程度の気温があれば大丈夫なので、室内の暖かい場所に置きます。 |
水やり | 4〜10月は2日に1回程度(水ごけの表面が乾いていたら水やりはしないこと)11月〜3月の間は週に1〜2回程度の割合で水を与えます。冬場の目安は、植え込み材料の表面が白っぽく乾いたら、たっぷりと与えます。冬は乾いてから2〜3日たってから与えるようにします。 |
肥 料 | 4〜10月は月に3回、7〜10日に一度の間隔で液肥を。5〜6月は固形肥料の置き肥をします。 |
刈り込みと植え替え |
3から5月に根が生育をはじめてからおこないます。腐って黒くなった根を取り除き新しい水苔で植えます。 4〜5月に株分けができますが、よほどの大株ではないと、株分けした翌年は「作落ち」といって新芽がじゅうぶんに育たなく、花が付かない場合があります(植え替えは、数年ごとでいいです)。また、植え替え直後は、風の当らない半日陰の場所で管理します。 開花期の管理は、室内の日当りのよい場所に置き、夜間でも10℃を保つようにします。花は2週間以上咲きつづけます。花が終わったら、根もとから花の茎を切っておきます。 |