特 徴 | 鉢植えでも1.5m〜2mくらいにはなる低木です。耐暑性・耐寒性があり、無加温の室内で冬越しして開花します。名古屋市近郊での露地植えでも、無事冬を越しています。 |
置き場所 | 年間を通じて日当たりの良いところで管理してください。寒さの厳しい地方でも屋内なら心配いりません。ただし、梅雨や台風シーズン・秋雨前線など長期間の断続的な雨にさらされると、時に樹木の表面がやや黒っぽくなり、白銀の産毛に覆われたようなこの樹本来の景観を損なう場合がありますので、注意して下さい。 |
水やり | 大変乾燥に強く、過湿を嫌いますので土の表面が乾き枝先がしおれたら、鉢底から水がしみだす位たっぷりと与えてください。失敗は水のやり忘れよりかけ過ぎのほうが多いようです。地植えの場合は水はけのよい場所に植えるようにして下さい。冬の間の水やりは、鉢が凍るのを防ぐため天気の良い午前中に済ませましょう。 |
肥 料 | 春と秋の生育中は月1回、緩効性肥料を置き肥えします。春と秋の生育中は月1回、緩効性肥料を置き肥えします。 |
刈り込みと植え替え |
真夏をのぞき4月〜10月が植え替えの適期です。根の発育は遅いほうなので、2〜3年に一度根鉢をくずさずにひとまわり大き目の鉢に植え替えます。 せん定は、植物の性質上あまり好まないようで、刈り込んだ所から少し枯れこむ場合があります。5号鉢位なら枯れてしまうことは少ないですから、それまで小株の時はしないほうが無難です。春から初夏に咲いた花後に伸びた枝を軽く整える程度にし、今年伸びた枝に、翌年春から花を咲かせますので、夏後のせん定は避けてください。 |
苗からの育て方 | せん定した切り枝は、今年延びた枝なら挿し木が可能ですので、5pくらいに切ってついでに挿しておくと万一の場合に株を残す事が出来ます。 用土は市販の培養土で、ピートモスのあまり入っていないものに、荒めの赤玉土か、パーライトを少し混ぜあわせ水はけ良くした位の土が適度な植え土です。植替え直後も過湿になり過ぎないように注意して下さい。 特に大きな被害の出るものはありませんが、冬場にカイガラムシが付く場合がありますので、市販の殺虫剤で予防のために、冬期数回散布しておくとよいでしょう。 |