特 徴 | 別名タチアオイホリホック、名前のごとく茎は直立して叢生し、穂状に多数の花がつき、長期にわたって咲き、豪華です。花壇に植えた場合には高さ1〜2mにもなります。花は八重、一重あり。花色は赤、白、桃、紫紅淡黄など多彩。大型の植物なので普通は鉢植えにはしなですが、できます。 |
購入時の株の選び方 | 大きくなりすぎた苗は避ける。 |
置き場所 | 性質は強く、土質を選ばないので普通の庭土でよく育ちます。日当たりと風通しのよいところに植えないと花が楽しめません。陽光と水はけの良い状態を好みますが、高温多湿にはやや弱いので、堆肥を1u当りバケツ1杯程施し、よく耕しておきます。 |
水やり | 土の表面が乾いたら与えます。 |
肥 料 | やせ地以外は肥料はあまり必要としません。逆にチッソ肥料を多く与えると、徒長し、倒伏しやすくなります。 |
刈り込みと植え替え |
花が終わったら、切り戻します。また、植えっぱなしは避け、毎年、株分けを春に行います。その際、根を傷めないよう注意します。 |
苗からの育て方 |
春に播いて、翌年の夏に花を咲かせる宿根草のタイプは、5月に播きます。秋に播くと翌年開花しないことがあります。 一年草は、秋に播いて、翌年花が楽しめます。 また、春に苗が販売されていますので、これを買って植え付けるとその年に花を楽しむことができます。 定植は、宿根草が9月上旬、1年草の秋まきは10月下旬に行います。主根が直根性なので、移植を嫌います。直まきかビニールポットにまいて育苗します。株間は、30〜50p程度とします。可能であれば群植すると見応えがありますが、かなりのスペースを必要とします。 耐暑性は強く、夏の暑さに負けません。また、耐寒性も強く、冬地上部は枯れますが露地で越冬します。ハマキムシやアワノメイガの食害に注意します。 |