特 徴 | 小さな花が密生して咲き、甘い香りが特徴です。白花が一般的ですが、赤色、うす紫色もあります。地表をはう性質があるため、春花壇の縁取りや、ハンギングバスケット等の重要な材料となります。 |
購入時の株の選び方 | よく枝分かれし、締まりのよい株で、葉が黄ばんだり赤みがかったりせず、虫がついていない健全な株を選びます。 |
置き場所 | 南側の遮るもののない日当たりのよい戸外に植えます。耐寒性にすぐれ、種から育てた場合は、霜よけなどの工夫があれば、無加温でも冬越しできます。 |
水やり | 土の表面が乾いたら与えます。花壇植えなど水はけのよい場所であれば、ほとんど必要ありません。乾かし気味の方が花数は多くなります。過湿は避けます。 |
肥 料 | 定植後は、生育状況を見ながら、1〜2週間に1回の割合で規定倍率に薄めた液肥を与えます。葉色が薄くなった場合は、油かすも有効です。 |
刈り込みと植え替え |
植える時期は、苗の根つきのよい11月か、開花始めの3月以降です。株間は15〜20pが適します。4号鉢に1株、あるいは大きな鉢に寄せ植えします。用土は赤玉土6、有機質用土4の混合土を使います。酸性の土壌を嫌うので、1u当たり100gの苦土石灰を土に混ぜておきます。 花が終わり、徒長してきたら、はさみなどで花の下を切り戻しておくとまた、開花します。 |
苗からの育て方 | ふやすのは種子まきで、適期は9〜10月です。育苗トレイに種まき用土を8分め入れ、水やりをして十分湿らせてから、種をまきます。種は爪楊枝などで1粒づつていねいに1マスごとに落とします。その後、乾燥しないように透明もしくは半透明のビニール袋に入れ、直射日光の当たらない場所で、発芽するまで管理します。1週間もすれば発芽する(温度があえば3日で発芽が確認できる)ので、発芽したらビニール袋から出して日光に当て、固く締まった苗にします。 本葉が3〜4枚になったら2〜3号ポリポットに移植します。さらに本葉が7〜8枚になった頃定植します。夏に半日陰の涼しいところで管理すれば、夏越しをすることができます。 |