特 徴 | ピレネー山脈に自生するモンタナは、草丈5〜8cmで、地面を這うようにマット状に広がる株から直径1.5cmほどの小さな白い花が多数咲く、可憐な植物です。耐寒性は強いのですが、夏の暑さには弱いので、普通は一年草扱いをしますが、冷涼地では多年草になります。私の住んでいるところでも、半日陰で水はけがよければ夏越しします。 |
置き場所 |
日当たりのよい環境を好みますが、夏の暑さには弱いので、半日陰の涼しい場所に移します。 |
水やり | 多湿では生育しないので、やや乾かし気味に管理します。土の表面が乾いた頃与えます。 |
肥 料 | 肥料が多いと花付きが悪くなるので、特に与える必要はありません。 |
刈り込みと植え替え | 暑さに弱いので、関東以西では夏は少し刈り込み、風通しのよい半日陰に置きます。9〜10月頃に株分けで増やすことができます。用土は、砂質土壌の排水のよい状態を好みますが、酸性土壌では生育しないので注意します。 |
苗からの育て方 | 9〜10月に種まきをします。種まきは平鉢か園芸箱、プラグトレーなどにまいて、発芽後プラグトレーの底から根が出始めたら、ポリポットに移植します。覆土はほとんどしないか、しても薄くします。春になったら一回り大きな鉢か、プランター、花壇などに植えます。繁殖は種まきですが、挿し木や株分けでもふやせます。 |