アンスリウム
特 徴  南米原産の常緑多年草で、ハ−ト形の花に魅力があります。これは正しくは花ではなく仏炎苞といい、実際の花は白色の突出した部分です。花持ちがよく、1花で1〜2か月は観賞でき、しかも次々と咲き続けるので、長い間観賞できます。仏炎苞のいろは赤が代表ですが、桃、白などもあります。種類としては、アンドレアナムとシェルチェリアナムが普及していますが、後者は仏炎苞に光沢がないのが特徴です。
購入時の株の選び方  葉数と花数が多く、葉色のよい株を選びます。地表で根が目立つのは古い株です。
置き場所  夏は半日陰、他の季節は明るい場所が適しますが、直射日光は避けます。高温性の植物ですが、乾き気味にすれば5℃で越冬できます。開花を続けるためには15℃以上が必要です。
水やり  表土が乾いたら、たっぷり与えます。ただし、冬は控えめにします。
肥 料  4〜9月の間は、2か月に1回程度の割合で緩効性肥料を置肥します。
植え替え  根が地表にでて草姿が乱れてくれば、植え替えをします。適期は5〜7月です。古土をふるい、古い根を除き、茎の部分から出ている根が隠れる程度の深さに植えます。用土はピ−トモス、バ−ミキュライト、パ−ライトの等量混合土です。
苗からの育て方  組織培養苗でふやしたものが出回っていますが、家庭では株分けでふやします。あまり小さく分けるとその後の生育が遅いので2〜3株に分ける程度にします。用土は植え替え時と同じです。

アへ戻る

How to growに戻る

トップページに戻る