アゲラタム
特 徴   アザミに似たごく小さな花がぎっしりと夏〜秋にかけて咲き続け、花の少ない季節だけに花壇や鉢植えに好まれます。原産地はペルーやメキシコです。花色は青紫が主流ですが、紫、淡桃、白などもあります。本来は多年草ですが、冬の寒さで枯れるので、園芸上では春まき1年草として扱われています。ありがたいことに、我が家では冬越しします。
購入株の選び方   固く締まった生育をし、花蕾数の多い株を選びます。
置き場所   日当たりのよい場所に置きます。日光不足では茎葉が軟弱になり、側枝の発生が減って花も少なくなります。30℃を超えると生育が停滞するので夏は涼しい場所に置きます。冬は10℃以上を保てば越冬できます。
水やり   鉢の場合、土の表面が乾いたら与えます。乾燥を嫌うので水やりに注意します。
肥 料  多肥では花が咲かないので、植え付け時に少し緩効性肥料を元肥にいれる程度とし、刈り込み時に規定倍率に薄めた液肥を与えます。
刈り込み  花が咲き終れば、1/2の高さに切り戻し株を再生させます。すぐに側枝が伸びて再び開花します。この作業を繰り返せば霜が降りるまで花が楽しめます。梅雨時や夏に下葉が枯れ上がるようでしたら早めに下葉を取り除き、株元の通風をよくし、病気の発生を予防します。
苗からの育て方

ふやすのは種子まきですが、挿し木もできます。

 種子まきの適期は4〜7月で約3ヶ月後には開花するので、開花目標時期から逆算して種子をまきます。用土は赤玉土4、有機質用土4、パーライト2の混合土か専用培土です。5〜7日で発芽しますが、本葉3〜4枚で3号程度のポリポットに植えます。ポットに根が回った頃定植します。用土は赤玉土6、有機質用土4の混合土です。

 挿し木は越冬株や早い時期に種子まきした株を用います。側枝の先端を長さ約7pで切り、下葉を2枚落とし、バーミキュライトかパーライトに挿します。日陰に置き、十分に水を与えれば10日あまりで発根します。

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